サイコロひとつ取ってもこんなにエピソードがある!ーサイコロキャラメルから

サイエンストイ
北海道サイコロキャラメル

弊社の姉妹サイト「科学玩具の情報サイト」のご紹介。

昔から、駄菓子屋などには、たくさんの雑玩具が販売されていました。
昭和の時代の事なので、もう平成も31年の月日のなかで「駄菓子屋」に接することの無い方も多くなっています。

そんな中で、このような製品は消え去ってしまう運命なのですが生産する工場や国を変えて生き続けるものも多いです。そんな過去と現在、そして未来への情報サイトとして残し更新しているのが、下記のサイトです。

サイエンストイbyスターキッズ ー科学玩具で学ぶ!遊ぶ!情報サイト

今回は、北海道のみで復活をしている「サイコロキャラメル」を科学の視点から話題にしてみたいと思います。

サイコロひとつ取ってもこんなにエピソードがある。

サイコロキャラメルと聞いて思い出すのは、少し大きなキャラメルで歯にくっつくやすい。
そんな特徴があったはず。

子供だった頃、食べ終わるとその箱を使ってサイコロという名の通り、サイコロ遊びに興じる。

サイコロが遊び道具だった頃。なんとなく確率を学んでいた。

サイコロが遊び道具だった頃。なんとなく確率を学んでいた。

1の目が3回とか、6の目が4回とか続けてでると、次に振る時に異常な興奮をする。
同じ目が連続して出ると、異様な緊張感と期待が入り交じる。

同じ目が出続けると緊張する。

同じ目が出続けると緊張する。

「出るか出ないか」を突き詰めて行くと、最後の6回とも同じ目が出るのは1/6。それから中学になって「確率」を習ってからわかるような・・・。しかし、同じような振り落とし方などできないし、そんな芸当もできないのも理解することになると、もっとすべてが同じ数字が出るのはありえない、と。

あのアインシュタインにもサイコロには蘊蓄(うんちく)があった。

Albert Einstein アルベルト・アインシュタイン

Albert Einstein(アルベルト・アインシュタイン)

そして、最近あまりリアルに使わなくなった「サイコロ」は、あのアインシュタインが言ったとされる「神は絶対にサイコロを振らない。(God does not play dice.)」が印象的だ。

今回の本題とは関係がないのだが、当時アインシュタインは、量子力学を受け入れようとしなかった。「量子のもつれ」のもつれに対する提言。

詳しくは、ブルーバックスから出版されている

『宇宙は「もつれ」でできている 』「量子論最大の難問」はどう解き明かされたか
ブルーバックス新書 ー 講談社

に詳しい。

宇宙は「もつれ」でできている

宇宙は「もつれ」でできている

こちらの書籍は、科学玩具byスターキッズのサイコロキャラメルから学ぶにて紹介しています。

立方体であるサイコロの「展開図」はいくつある?

それでは、キャラメルに話題を移す。

サイコロは、立方体(正六面体)で、現代のようにWebとかイラストなど平面で表現するなら「3D」でその特徴を表現する。

今回購入した「サイコロキャラメル」は、写真のような展開図で出来上がっている。

食べたあとの楽しみでもある。サイコロキャラメルの展開

食べたあとの楽しみでもある。サイコロキャラメルの展開

これ以外にも、この立方体は、展開図が成立している。

勝手に「4連タイプ」を名付けているが、6種の共通点が見られる。

黄色と水色の部分が4面と、それぞれその上下に2面が付くタイプ。

そして、同じく「3連タイプ」は、3面を中心に上に1面、下の2面という特徴のある配列で、これも「立方体」として完成する。

次は、特異なタイプとして2つある。面を1面ずつずらしながら、2面を3段重ねていく方法と3面を上下2段で左右の端を合わせてしまうもの。

以上、11種類の展開図で構成されているのが、サイコロキャラメルのような立方体である。

それぞれ、共通なのが「正方形」が6つなのは変わらない。

上記の展開図をまとめると、

11種類の立方体の展開図

11種類の立方体の展開図

11種類まとめて覚えようとすると、記憶するのも大変と避けてしまいがちだが、種類分けをして、規則性を色分けしてみると、なんとなく頭に入りやすい。

サイコロキャラメルが、復刻した。

昔、少し大粒でまだ甘いものが少なかった「キャラメル世代」には、懐かしさと同時にその頃の思い出がよみがえる。遊ぶものも少なかったので、ゲームと言えば「パッチ(メンコ)」とか、ビー玉などなど、身体を使った遊びが多かった。

牛乳のふたを集めて、取りあう対戦ゲームにもなる時代、食べたあと「サイコロ」になるパッケージが遊び道具にならないはずはない。

立体を見て、ばらしてみる。そんな楽しみがあるような気がした。

道南食品から発売されている「サイコロキャラメル」を大人買い。

子供の頃は、1つ・2つと買って楽しんでいました。

この復活が実現したのは、以前がら明治製菓と付き合いがあった「道南食品」もさることながら、数学脳を育成するという「桜美林大学教授の芳沢光雄氏」の熱い情熱があったあらかもしれません。

 

●立方体など展開図の興味をもったなら

高学年の小学生ピタゴラス

●サイコロキャラメルを食べたくなったら

1,復刻をとげ「北海道を振りだしに。」をキャッチフレーズしした。

北海道サイコロキャラメル 10(2×5サイコロ)粒×5本入

2,富良野メロンの味は、北の国を思い出しながら・・・

富良野メロン サイコロキャラメル 10粒×5本

3,北海道179市町村をめぐるサイコロの旅。をモチーフに販売された白い牛乳キャラメル

北海道179市町村サイコロキャラメル 1個

そして、おまけが蝦夷地から北海道と名付けた松浦武四郎の「新板蝦夷土産道中寿五六(すごろく)」レプリカがついてます。

こちらの商品は、科学玩具byスターキッズのサイコロキャラメルから学ぶにて紹介しています。

 

当時の汚れも再現されています?

随分脱線してしまいましたが、今回はサイコロキャラメルの展開図のお話でした。

サイコロ展開図

サイコロ展開図

こちらの、展開図は、科学玩具byスターキッズのサイコロキャラメルから学ぶにてPDFファイルとしてダウンロードできます。A4サイズです。

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