日本で生まれ、世の中を明るくした平和鳥

いつの時も平和のシンボルでした。サイエンストイ
いつの時も平和のシンボルでした。
いつの時も平和のシンボルでした。

いつの時も平和のシンボルでした。

昭和39年東京オリンピック頃から流行の兆し!

かれこれ販売をやめてから、12年が過ぎた。(2007年くらいに販売を縮小しはじめてからそれでも3年~4年販売していたことになる。)

当時、日本製平和鳥を国内で販売しているところは数社で、大きく販売していた中に当店が入っていたと思う。こちらの生産のお願いに合わせられなくなり取り扱いを中止することにした。

月に千本ほどの需要があるにも関わらずそうせざるを得なかったのは、昔からある「おもちゃ」特有の問題点があったはずである。そのひとつは、生産者の高齢化、そして、部品の最低LOTが多すぎる、最後に人件費が合わない、だろうと想像します。

今なら3Dプリンターなどで、プラスチック部品などは小ロットで生産も可能となるが時期が悪すぎたようだ。平和鳥と言えばシルクハットと思い浮かべる正装スタイルが特徴で、そのアソート別のLOTが問題となったようだった。

最終的には赤の帽子が残り。。。

日本製平和鳥4色と、珍しい黄色帽子が・・・

日本製平和鳥4色と、珍しい黄色帽子が・・・

リサイズした画像しか残っていないのが残念ですが、当時扱っていた日本製平和鳥4色、全員集合写真は今となっては撮影もできない。

のちに平和鳥を製造している会社が、テレビや新聞の取材を受けることになり、取り扱いを求めて多くの会社が問い合わせたらしいことを聞いた。

平田化学が発明して、全国各地で生産されて前回の東京オリンピックから徐々に人気となり、昭和50年頃までは、どこの家庭にもあったような平和鳥が、新潟の硝子工業で作る最後の一件となって製造を終了した。

もうそれから12年ほどたったのだと振り返る。

コロナ禍で巣ごもり状態で、整理整頓

ロナの禍(わざわい)で自宅で過ごす時間が増え、普段は手を付けない整理を始めた人も多いようです。(災い転じて・・・前向きになったとしたらポジティブですね)そんな中で2007年から2010年頃に販売した「懐かし玩具シリーズ」のオリジナルパッケージのことで問い合わせがありました。

社内の廃盤品DBで当時の企画商品で検索するとおおよそこんな商品がヒットしました。

平和鳥(日本製)×2とグラス(コップ)のセット』、『平和鳥と地球ゴマ(TypeCー元祖タイガー商会製)・永久ゴマのセット』など、いくつかバージョンも存在していました。
平和鳥に地球ゴマ・永久ゴマという懐かし科学玩具セットもありました。

平和鳥に地球ゴマ・永久ゴマという懐かし科学玩具セットもありました。

画像も残っていませんが、イメージとして、こんな懐かし玩具の詰め合わせセットを作っていたことがあります。

こんなセットも作っていました。昔から作られていたものシリーズを今生産されている物に置き換えました。(これも、もう無いものも多いと思います)

この中で結構レアなのが、日本製の鳥の形をした水笛です。

この中で結構レアなのが、日本製の鳥の形をした水笛です。

話を戻しましょう。

問い合わせの内容は、自宅の整理整頓していたら出てきた趣味で集めておいた商品の買った時期を記録にしたいそうです。それは、『平和鳥(日本製)×2とグラス(コップ)のセット』のようです。

コップなどの違いがあって、2007年から2010年頃の3年間で販売したものとお伝えしました。もう少し絞り込みをしたいところですが、数の限られていたので、その組み合わせで「時期」を特定できませんでした。

日本製の平和鳥は4色展開?

例えば、『平和鳥(日本製)×2とグラス(コップ)のセット』については、日本製の平和鳥のフラスコ部分のインク色「赤」と「青」が一番多かったのですが、在庫の時期(生産の依頼して入荷まで)によっては、フラスコ部分のインク色「黄」と「緑」のバージョンも一時期販売したレアなケースもあります。

日本製の平和鳥のラインナップ。こんなにあった!

日本製の平和鳥のラインナップ。こんなにあった!

この「つがい」の平和鳥企画は、夫唱婦随の幸福や平和というメッセージを込めた、おもちゃというよりも「母の日」や「父の日」に向けたプレゼントとして立案したものでしたが「水飲み鳥」のブームが先行していて購入される方も多かったと記憶しています。

製造の秘話として平和鳥が4色あり、その工程はどうなっていたか。
色別に「赤」「青」「黄」「緑」4つのインクタンクがあればいいのですが、当時2000年頃のブームといっても、昭和39年(前回の東京オリンピックのとき)から昭和50年くらいまでの一家に一台という時代と違い、斜陽となっていく平和鳥の製造です。
備が大規模で展開しているならこんなことをする必要はないのですが、製造ラインにタンクは、一つしかなくなったらどうでしょう。
そんな時は知恵を働かせますよね。例えば、色の調合をするならもっとも効率のよい方法を考えます。ということで、考案された製造方法は、このような工程だったと思います。
タンクの洗浄→黄色インクの平和鳥の生産、タンクはそのままで緑色インクを作り平和鳥生産→赤色インクを作って赤の平和鳥を製造、最後に一番色の濃い青(紺)インクを作って青の平和鳥を製造します。そして初めてタンク洗浄をすることだったはずです。
発注をすると、時期によっては「黄色」から無くなり、黄色がほしくても「緑」しかないとか、いつになったら「黄色」が入ってくるの?と催促するも青が終わってからだから三ヶ月後などと悩まされていた時期も数え知れず。
まあ、そのうちに「黄色」と「緑色」は製造が間に合わないからと「赤」と「青」の二色だけになってしまいました。
今思うと、黄色と緑の平和鳥はレア中のレアで、赤と青も今製造されていないとすると4色同時購入した人はすごい強運の持ち主だと思います。
今回思いもかけない問い合わせがあったので、当店の倉庫「秘密基地?」に潜ってみたら、「緑色」の平和鳥がありました。これは、撮影用に使ったもので、パッケージなどが傷んでいる物を使いしまっておいた物です。
帽子のバリなど作りがなんとなく雑になって行ったように思います。

帽子のバリなど作りがなんとなく雑になって行ったように思います。

製品としては、今でも販売されている「ハッピーバード(中国製)」の方が作りはいいようです。水飲み鳥としての精度は日本製が勝っていたのですが、見た目に負けていたと思います。

当社の科学玩具のページやブログ、当時のメルマガにも再三書いた気がしますが、平和鳥の考察として参考にした本です。

マックスウェルの悪魔 都筑卓司著 ブルーバックス

孤独なライフワーク 神山恵三 文藝春秋

おもちゃセミナー 戸田盛和 日本評論社

などです。

ほぼ、玩具の解説なのですが、たかが「おもちゃ」と馬鹿にしがちですが、その小さく安価な仕組みのなかに、たくさんの科学が詰まっています。

いつも言っていますが、おもちゃから科学への目線は未来を作り出す「玉手箱」だと思っています。

日本製を手に入れるのは難しくなっているとおもいますが、まだまだ、平和鳥(中国製)は人気のようです。
平和鳥が、水を飲むようにしるにはちょっとした工夫が必要です。当時、その動かし方のマニュアルを作って公開しています。

参考になればと思います。

現在販売はしていませんが、当時の楽天市場「平和鳥の育て方」のページを残してあります。

●「平和鳥の育て方」はこちら

●懐かし屋スターキッズ「雑・玩具新聞より平和鳥物語」はこちら

比較的暖かい時期は動きは活発ですが、寒い時期やエアコンが強くかかっている場所は動きが悪くなる傾向があります。

●科学玩具(Science Toys Starkids)科学玩具で学ぶ・遊ぶ。情報サイトは、こちら

平和鳥の上手な育て方1

https://www.sciencetoys.jp/user_data/heiwadoritokusyu03.php

当店では、現在扱っておりませんが、平和鳥を大切にまた上手にお育てください。

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