古いアルバムの中に
いつか整理しようと思っていた古いアルバム。今ではネガフィルムも忘れられています。そしてドキドキしながら写真屋さんへ持っていって現像とプリントを頼みます。そう言えば絹目とか縁なしでお願いしていた事もありました。
ポートレート写真でも集合写真は、あとから焼き増しと言ってネガと一緒に枚数を書いてプリントをしていました。20年くらい前には、まだまだ普通の光景でした。
デジタルカメラが、手軽に大きな印刷に耐えられるようになったのは15年くらい前からです。そのため、その頃子供だった人達が、親と一緒に撮った写真を探そうとすると、デジカメとフィルムカメラが混在している人もいれば、スマホの前のケータイのカメラの写真と言う事になります。
フィルム写真は、貴重品のように「アルバム」に保管されていますが、いつでもどこでも撮れるケータイカメラになってからは、手軽になってしまった代わりにいつかプリントしようとかで、写真のデータのまま保管することが多くなってしまいました。
そうした、人生のひとコマを、時計に残しておくことも可能です。
思い出写真館時計の生まれた背景は
一時期このような各種の記録メディアに保管していました。SDカード以外には、CFカードやメモリースティックなどもあり、使うカメラメーカーで異なっていました。それが最近では、クラウドなに保管しておくのも一般的になって行きます。
ところが、そこまで行くまでに、写真を開けなることも多くあることを経験していきます。ほんの10年位前ですよ。
ケータイの内蔵メモリーに撮って保管していた写真は、自分に記憶の中には残っていても、すでに電源が入らなくなってしまっています。すでに、ガラケーはスマホに取って変わってしまいました。
スマホになっても、SDカードが突然壊れたりして見られないことも経験しました。とっておきの一枚が消えてしまうこともあります。
そんな時、偶然当店へ「文字盤に写真を印刷する時計」を注文された方がいます。
その前後のデータの中から数枚選ぶというので、当店へデータ送信していました。そのあと、悲劇が起こったのです。SDカードが壊れてしまったと連絡がありました。
受信した写真データは、撮ったままでしたのでこちらで時計に加工に使い、元データは残してありましたので、できた時計を宅配便で送るとき、そのままCDに焼いてお返しました。
いまでは、HDD(ハードディスク)やクラウドの保管サービスなどいくつかに分散しておくのが浸透してきましたので、このような事故は少なくなっているかも知れないです。
とっておきの記憶の1枚は何かに残しておく。
この当店のノウハウページを参考している方たくさんおります。スマホで撮ってアナログ写真をデータ化するもっとも簡単な方法です。アルバムから写真をうまく剥がせない時などにも使えます。
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